セイタカアワダチソウ キク科 多年草
 秋の10月頃になると空き地や荒地で、背の高い黄色い花を咲かせているの見かけます。北アメリカ原産で明治の頃庭園に植えられたのが広く野生化したといわれています。繁殖力が大変強く雑草の女王の風格がありますが、自然療法ではアトピーなどの皮膚の治療に使われています。現在アトピーの子どもが増えているのを考えると、この帰化植物は雑草どころか救世主として日本で大繁殖したのではと思えてなりません。必要な植物は自分の身の回りに現れるものです。
黄色の花が群落をつくります 

 

【草木の癒しレシピ】
セイタカアワダチソウのお風呂
〔薬 効〕薬毒や公害を出すほどの力があるそうで、毒ガスを吸ったとき、アトピーのかゆみ、長年のぜんそく、人工透析をしている腎臓病などの人、さめ肌など。浄血を助け、細胞に活力をつける。胃腸病。
〔採 取〕開花前の花穂の蜜の中に酵素が多くあるそうです。花穂がふくらんだ開花直前のものを、朝露の切れた頃採取、水洗いして3日ぐらい陽に干して、切り刻んで、紙袋など通気性のあるもので保存します。
〔お風呂〕木綿の袋の中に2つかみぐらい入れて、お風呂の中に入れて水から沸かします。給湯式なら煮出し汁でOK。冬なら4・5日入ると、成分が染み出てきて、お湯の色も茶色くなってきます。沸かしなおしを繰り返していると、少し泡が立ってきます。
*人によって、好転反応で湿疹・せき・かゆみなどが出ることがありますが、体内の毒素や老廃物などが出てきているもので、そんなときは無理をしないで一時休みましょう。我家では冬の定番で、体が温まります。

セイタカアワダチソウの薬草茶づくり

 

【栽培のポイント】
 地下茎で増えるので、根っこを掘り取って植えればOK。花を利用するなら、春のうちに移植しておいた方がいいです。日当たりを好み乾燥にも強いです。地下茎から他の植物が育つのに害になるような物質を分泌しながら自分の勢力を広めているそうです。放任しておけば隆盛を極めるこの植物も5・6年もすると衰退してゆき、繁殖場所を移動していきます。これを庭や畑にはやしておくと、近所の人から草取りもしないで・・・と思われますが、この草の薬効を切々と語りましょう。


お風呂用の乾燥葉づくり

 


@開花直前の花穂の採取

 
A水洗いして軒下で干します


B乾燥しました


C刻んで保存
木綿の袋に入れてお風呂に入れます



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